日々のお手入れ・メンテナンス
- HOME
- warmArtsのお客様サポート
- 日々のお手入れ・メンテナンス
「火と会話」を楽しむコツ
いつも良好な状態でペレットストーブを楽しんでいただけるよう、お客様ご自身によるお手入れ(メンテナンス)が必要です。
日々のお手入れは、着火前に燃焼室内の壁面やガラスに付着する煤、燃焼ポットに残った灰の清掃を行います。温風タイプは、月1~2回程度、熱交換パイプ内のすす除去が必要です。シーズンオフ時には、排気筒内の清掃やストーブ全体の清掃・チェックが必要となります。ご自身で難しい場合は、設置販売店による有償メンテナンスをおススメします。
毎日の着火時(全機種共通)
燃焼ポットの灰処理
燃焼ポット(内)に溜まった灰を捨て、給気穴がふさがらないようにしてください。
燃焼ポットに灰が残っていると、着火しづらかったり、キレイに燃えなかったりします。
窓ガラスの清掃
窓ガラスの内側は灰や炎で汚れます。
水で湿らせた雑巾やティッシュペーパーでふき取ってください。
頑固な汚れには、燃焼灰を付けて軽くこすり落とします。
灰の処理 (3~7日に一度でもOK)
灰受けに溜まった灰を捨てます。
1日10kgのペレットを100日燃やしても、ひと冬15リットル程度のバケツでOK。
※燃焼灰は、国の指針及び自治体の条例に従って廃棄してください。
月1回程度(必要に応じて)
タンクの粉(全機種共通)
燃料タンク内にはペレットが砕けた粉が溜まりますので集塵機等で吸い取ってください。
燃料タンク内に粉が溜まると、ペレットが出にくくなったり、出て来なくなります。
空気取入れ口(SSシリーズ)
前面上部、両脇メッシュ部は温風の空気取り入れ口になっています。定期的にほこりを取り除いてください。
ほこりが溜まりすぎると、熱交換が上手くいかず、本体・排気が高温になって危険です。
月2回程度(必要に応じて)
煙管掃除(SSシリーズ)
熱交換パイプ内にススが溜まってきますので、パイプ内の掃除をします。
パイプ内にススが溜まると、排気不良により不完全燃焼が発生します。
SSシリーズの煙管掃除のコツ!
❶ 熱交換パイプ掃除用のバネブラシを入り口に差し込みます。
❷ 8本の熱交換パイプに、バネブラシの根元まで差し込みます。
❸ 灰受けの奥に溜まったススを捨てます。
ススは新聞紙に包んで可燃ゴミに。
※作業時は室内への灰の飛散を軽減するため、電源スイッチを入れて排気ファンを回します。
月1回の排気経路掃除(RSシリーズ)
RS-4
❶ 灰受けを取り出し炉内3か所のシャッターを引き上げます。
※給気パイプの上1か所、炉内下部左右2か所
❷ シャッター内の灰・ススを、小ほうき(オプション)などで掻き出すか、集塵機で吸い取ります。
RS-mini
❶ 炉内左側のシャッターを引き上げます。
❷ シャッター内の灰・ススを、小ほうき(オプション)などで掻き出すか、集塵機で吸い取ります。
集塵機(乾湿両用掃除機)をご使用ください!
集塵機(乾湿両用掃除機)とは?
水やごみを同時に吸引可能な掃除機でタンク部分が大きく金属またはプラスチックでできています。ホームセンター等の工具売り場で販売されております。
※紙パック式の掃除機や家庭用掃除機はご使用をお控えください。フィルターが目詰まりする、またはろ過しきれないため、故障または灰・ススが吹き出すおそれがあります。
排気管のシーズンオフ掃除方法(全機種共通)
給排気管を抜いての清掃時、抜きづらい場合に無理に引くと破損の恐れがありますので、販売店によるメンテナンスをお勧めします。
室内立上げ設置の場合
※メンテナンスを行う際は、床や周囲が灰・ススで汚れないように十分に養生を行ってから作業してください。
❶ 排気トップとT字管ふたをゆっくりと外します。
❷ T字管のふたを外したら、管の端をビニール袋等で巻きます。
❸ 排気管ブラシ(オプション)等で灰・ススを落とします。
❹ 排気トップとT字管ふたを元に戻します。
室外立上げ設置の場合
※灰・ススの飛散を防ぐため、下に新聞紙等を敷きます。
❶ 排気トップとT字管ふたを外します。
❷ ブラシ(オプション)等で灰・ススを落とします。
❸ 排気管を外し、内部の灰・ススを集塵機で吸い取ります。
※集塵機が排気ファンに当たらないよう注意してください。
❹ 排気トップとT字管ふたを元に戻します。
こんな時は有償メンテナンスを!
お客様によるメンテナンスが難しい場合は、販売店によるメンテナンス(有償)をお勧めします。
● 公共の場など、取扱管理者が必要な設置場所
● 2階以上の設置など、外からの配管掃除が困難な場合
● 排気出口の風当たりが強いなど、機器内部の不具合が想定される場所
● 配管が長く、排気抵抗が大きくて、内部にスス・灰が溜まりやすい場合