私たちのペレットストーブは、「日本の森を育てたい」という見地から、日本の森林を整備することで発生する間伐材や林地残材等を主原料とした全木(混合)ペレットの使用を前提として製造しています。
ところが全木(混合)ペレットは、樹種や地域により燃焼性能が異なるため、燃焼の制御が難しいという側面があります。
そこで、ウォームアーツの前身である「さいかい産業」は、日本で初めて木質ペレット燃料の製造とペレットストーブの製造を同時に事業化し、独自のノウハウにより燃料と燃焼器具の特性を理解することで、燃費の向上や故障・メンテナンスの大幅削減に成功しました。
木質ペレットは樹種や地域によって、その燃焼性能にわずかながら違いがあります。その違いに対応し、確実な着火を実現するために、私たちのペレットストーブは、自動着火を廃止し、使用済み割り箸や着火材による手動着火システムを採用しています。
手動着火にすることによりトラブル防止はもちろん、1分以内での着火が可能となり、災害時には車両からの電源で作動が出来るようになるなど数々の利点が生まれました。
ペレットストーブの高い熱交換性能を維持し、安全・快適にお使いいただくために定期的なお手入れが必要です。
また、シーズンの終わりには本体と給排気筒内の清掃が必要です。
※灰の処理はペレットの種類や燃焼時間によって異なります。
※灰はお住いの市町村の条例に従って廃棄してください。
詳しくはこちらメンテナンスのページをご覧ください。
ペレットストーブは普及するにつれて機能も急速に進化し、ペレット先進国からの輸入品の中には、自動着火や自動電子制御機能はもちろん、リモコン操作が可能なものまで出現しています。
しかし私たちのペレットストーブは、あえて手軽な便利さを追求していません。火力調節機能や耐震装置・安全装置など必要最低限の機能に抑えることで、単純なアナログ制御による使いやすさとメンテナンスの容易さを実現し、故障の可能性を徹底的に排除しました。
ウォームアーツは選べる2つの暖房タイプ。
輻射タイプ
湯沸かしができて、遠赤外線でカラダの芯まであたためます。
温風タイプ
やさしい温風でお部屋全体をムラなくあたためます。
◆お部屋を早く暖めたい方は温風タイプ
温風式タイプは立ち上がりが早く、お部屋をすばやく暖めます。
お部屋の温度ムラが少ないのも温風タイプです。
◆静かなストーブで、温風が苦手な方は輻射タイプ
静かさで言うと輻射タイプです。燃焼部が熱くなり、その輻射熱でじんわりゆっくり暖まります。
※温風タイプは、温風が出るところの風切り音など作動音が発生します。
※輻射タイプを選んだ方には、立ち上がりが遅いのではじめはエアコン等他の暖房機と併用することをおススメします。
◆常時中燃焼で使用できる能力のものを選びましょう。 (残念ながら大は小を兼ねません。)
私たちのペレットストーブは、投入量によるファンの動作調整はございません。
ストーブ内の給排気量が一定なので、ずっと小さな火力で運転したり火が大きく割れてしまうほど大火力で運転すると、空気不足になりススが発生しやすく不具合を起こしやすくなってしまいます。
(参考)
適正燃焼動画RS4編(YouTube)
適正燃焼動画RSmini編(YouTube)
適正燃焼動画SS5編(YouTube)
◆使用時間が短い場合は、温風タイプをお勧めします。
温風タイプは熱交換パイプが暖まってから温風が出始め、だんだん温風温度が上がってきます。
輻射タイプは燃焼部全体が暖まってから、じんわりと暖かくなります。
輻射タイプより温風タイプのほうが、立ち上がりが早くムラなく暖まります。
朝晩の数時間使用や共働きのご夫婦には、温風タイプのほうがおススメです。